2019年1月13日日曜日

35周年記念「ハピエスト」

35周年を記念してユーキャンから発売された「ハピエスト」。数ヶ月かけて一通り聴いてみた。

過去に発売された「ドリーム(25周年)」、「ハピネス(30周年)」と比べると2000年以降のショーパレ楽曲がメインに収録されるようになった印象。これまでは古い楽曲も満遍なく収録するイメージがあったけど35年間となると流石に難しかったのかも。パレード編なんて15周年のディズニーカーニバルより前のものは端折られてる。個人的には、今まで収録されてきた2000年以前の楽曲は再録が目立ってたし良かったと思ってる。

新録28曲以外は過去に発売されたCDを持ってるから被り必須なんだけど、それでもこの類のアルバムは結構な頻度で再生してたりする。収録されているものはエディットバージョンがメインだから、フル音源だと長過ぎて聴く気になれないものでも気軽に聴けちゃうところが良い。パレードとか特に。

今回、「ミッキーのフィルハーマジック」がフル収録された。ミニーマウスのアナウンスから収録されていて感動してしまった(細かいところを言うと、英語の男性アナウンスはカットされる)
フィルハーマジックは、海外でもCD化されていないアトラクション音源の一つだったから日本でリリースされたことに驚いた。いつか英語版オリジナルもCD化されますように。
ちなみに、エイベックスから2011年にリリースされた「ミッキーのフィルハーマジック」にも冒頭の音源が少しだけ収録された(あの時は『何故こんな中途半端なCDをリリースしたのか』と疑問に思った)。そのCDには、本編終了後、出口付近で流れているBGMが収録されてるから、フィルハー好きな方にはハピエストと併せて購入することをお勧めしたい。より現地の雰囲気を楽しむことができる。

ショーパレでは「ディズニー・ギフト・オブ・クリスマス」のフル収録が特に良かった。2017年にエイベックスからCDが発売されたけど色々とカットされてたし。他のショーパレでも一部カットはよくあることだけど、収録内容をアップデートしたものを再CD化されることは稀だから良かった。

その他の新録音源だとディズニーシーのステラルーをメインにしたショーのコンポーザー陣が凄かった。「ステラルーのグリーティングドライブ」の“Step on Up”は、ミッキーのギフト・オブ・ドリームスに楽曲提供してる方だし、「ステップ・トゥ・シャイン」の“Ready to Shine”“The World Will Show Me The Way”なんかはWDWWishesをはじめとしたディズニーパークスの代表作と言っても良いような数々の楽曲を手掛けた方。ダッフィーフレンズ優遇されてます。

35周年関連だと「ハピエストセレブレーション・オン・ザ・シー」が新録された。これはそのうちグランドフィナーレで35周年のショーパレをまとめたアルバムにも収録されそうなんて思っていたけど、未だにリリース情報が出ていないからハピエストだけの収録になるかもしれない。
それと意外だったのが、35周年のテーマソング“Brand New Day”のインストゥメンタルバージョンが収録されたこと。バラードバージョンが収録されると思ってたから驚いた。『バラードバージョンはそのうちCD化されそうだからまあ良いか』なんて思ってたけどもうグランドフィナーレを迎えてしまったので少し心配だったり。


パークの音源はまだまだCD化されていないものがたくさんあって、イベント開催に合わせてCD化されなかった場合はこういった周年イベントで発売されるアルバムに期待するしかない。欲しかった楽曲がCD化されるまで数年以上かかることだってある。因みに今回も期待していたものがいくつかあったけどハピエストには収録されなかった。また5年後に期待したい。